ワークフロー
LOBSTAでは、ワークフローでステータスの遷移とフィールドに対する権限を定義することができます。このセクションでは、ユーザーがチケットのステータスやフィールドを変更する能力を、そのチケットのロールと トラッカー に応じて設定するものです。
ステータスの遷移
ステータスの遷移 は、割り当てられた ロール によって トラッカー の チケットのステータス を変更するロジックを定義しています。 まず、編集したいロールとトラッカーを選択します。
解釈
- このトラッカーで使用中のステータスのみ表示 はデフォルトでチェックが入っています。
- 縦軸は 現在のステータス で、チケットに現在適用されているステータスを意味します。
- 横軸は 遷移できるステータス で、ユーザーが変更可能なステータスを意味します。
- 交点はセルです。各セルは質問に答えています。各セルは、「Yのステータスにいる場合、Xのステータスに移行することは可能か」という質問に答えています。セルがチェックされている場合はYES、空の場合はNOです。
- 同じ現在のステータスと遷移できるステータスの交点は、「ステップ・ラダー(訳注: 脚立)」を作成します。
- チケットのステータスが上/左がオープン、下/右がクローズであると仮定します。:
- "ステップ・ラダー"の下のセルは空にする必要があります。新しいステータスが許可された場合、現在のステータスの前に移動し、論理的な進行が行われないようにします。
- "ステップ・ラダー"の上のセルはチェックされるべきです。これらの新しいステータスは、現在のステータスの後に移動し、論理的な進行を持つ必要があります。
- 例えば、進行中の行では、進行中のチケットが更新された後に新規に分類されることは意味を持ちません。したがって、進行中と新規のセルにはチェックを入れないでください。
ヒント
LOBSTAではチケットのステータスの順番は重要ではありませんが、ユーザーがワークフローを理解する上では重要です。
チケット作成者に追加で許可する遷移または担当者を、対応するドロップダウンから指定することができます。前の例と同じロジックです。サマリーをクリックすると、対応する ロール と トラッカー のチェック済みセルの集計が表示されます。
ワークフローの作成を簡単にするために、目的のロールとトラッカーから対象のトラッカーとロールにステータスの遷移をコピーすることができます。コピーを押して確認します。
フィールドに対する権限
フィールドに対する権限は、割り当てられたロールによって、トラッカーのフィールドに対する特別な権限を定義します。これらの権限は ロールと権限 で定義されているものとは独立しています。
ステータスの遷移と同様に、ロールとトラッカーを選択すると、これらの交点がフィールドのプロパティを表すセルになります。各フィールドには、3つのオプションがあります。
- 読み取り専用。選択したフィールドを非表示にし、ロールによる編集を不可にします。
- 必須: ロールによってフィールドへの入力が必須になります。
- 空白のままにしておくと、デフォルトの動作となり、フィールドが表示され、編集可能になります。
解釈
- 縦軸は 標準フィールド と カスタムフィールド (該当する場合) で、トラッカーで利用可能なフィールドを表します。
- 横軸はチケットのステータスで、ユーザーがフィールドを変更したときのステータスを表します。
- 交差点であるセルは、その チケットのステータス のフィールドプロパティです。
- セルをクリックすると、そのセルを読み取り専用または必須として定義することができ、デフォルトの動作のために空白のままにすることもできます。
- プロジェクト、トラッカー、題名、優先度、プライベート は 読み取り専用 または空白のみセットできます。
- 例えば、課題が新規の場合、関連情報を入力するためにすべてのフィールドが編集可能であるべきです。課題が解決済みになると、一部のフィールドのみを編集する必要があるため、編集したくないフィールドを読み取り専用に設定します。
注記
すべてのトラッカーとロールに標準的なワークフローを適用したい場合は、両方のフィールドで すべて を選択すると実現できます。